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今週のひと 「極妻」の最新作 「極道の妻(おんな)たち 情炎に」挑戦 |
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普通は、セットムービーが主体ですが、ロケーション中心でライブ感覚を生かし、CG合成なし、ごまかさない、細工をしないことを心がけました。キャストもこの種のジャンルじゃない方たちに出演依頼をし、「型にはまったキャラクターづくりをしないようにとお願いしました」。 高島礼子さんは、初代組長から2代目に指名された若者頭の妻・波美子の役。夫を何者かに殺され、次の跡目候補を急ぎ決めようという組の動きに反逆するゴッドマザーだけれど、一人になったら思いきり弱い。台本を読んで彼女は「こういう役をやりたかったの」と言われ、意気込みはすごかったですね。高島さんは、刀や拳銃と扱えないものはないし、失敗するとくやしがる。着物で見事な立ち回りを見せ、ジルバも踊っていただいたんですよ。杉本彩さん演じる白英玉は組の幹部たる夫に裏切られ、高島さんとともに女の意地と信義をかけて敵地に乗り込んでいきます。皮ジャンを着て、銃剣付き拳銃を縦横に駆使。黙って立っているだけで絵になる人ですし、2人とも演技の延長線上のアクションということで、立ち回りは吹き替えなし。 もう一つはヤクザ組長の一人娘蘭子役の未向(みさき)さんと前田愛ちゃん演じる幹部の娘が軸です。特に愛ちゃんは、ほれた男がヤクザだったということで、つっぱりはなくピュアな役。保坂尚輝さんの役は、クールな若者頭だけれど家族のために命をかけ、松重豊さんは大悪党なのに風呂に入るとき、目にレモンを載せたり、観葉植物をふいたりね。 女はさらに強く、ほれた男のためだったら命をかけ、男のほうは強いだけではなく、かわいい部分を出そうと描きました 。 最後の立ち回りの撮影は、丸4日。女優さんたちをガーンと激しいアップにし、発砲したら音楽が流れるようなマカロニウエスタン調のような感じで撮ったので、楽しんでいただけると思います。ぜひ、ご覧になってください。
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