>>No.172

今週のひと

歌やコント、演奏が満載
こぶ茶バンド
 エンターテインメント御園座だよ 全員集合


ザ・ドリフターズ

 
加藤  茶さん
高木 ブーさん
 仲本 工事さん

 お待たせしました!御園座新春喜劇特別公演「ザ・ドリフ3/5(ごぶんのさん)」が2月1日から23日まで行われます。この公演は、今年110周年を迎える御園座の目玉公演の一つで、ドリフターズの加藤茶、高木ブー、仲本工事が取り組みます。3人では初の公演とあって力の入れようも違い、笑いあふれる舞台となりそうです。意気込みを伺いました。

プロフィール
加藤茶 高木ブー 仲本工事 昭和39年から「ザ・ドリフターズ」に参加。音楽を取り入れた新しい笑いがテレビなどで評判となる。昭和44年10月TBS「8時だよ!全員集合」がスタート、平均視聴率30%以上を誇り、怪物番組と異名をとる。それぞれにコメディアンとしての活動だけにとどまらず、ドラマ、舞台、ウクレレプレーヤーとして活躍中。


 芝居は、池田政之脚本の「夢の芝浜繁盛記」です。担ぎの魚屋・茶太郎(加藤茶)は母のおぶう(高木ブー)と暮らしていました。ひょうきんでいい加減な茶太郎は、仕事もそこそこに幼なじみで大工の工吉と遊びまわってばかりいました。ある日、いいなずけのお陽(浅茅陽子)からこのままでは夫婦になれないと言われて、茶太郎は真面目に働くことを誓い、早朝の芝浜に出てみるとずっしりと重い財布が落ちていたのです…。ショーは「こぶ茶バンドエンターテインメント 御園座だよ全員集合!」で歌やコント、演奏など満載。

加藤 長さんがいるころに「全員集合」の番組で舞台もやりましたが、亡くなってから3人でやるのは初めてです。今回の話は、芝浜お笑い話の代表作でしょ。笑いと涙のある人情喜劇をスピーディーに運び、どのようにドリフらしさを見せていくかが課題です。脚本の段階で細かいところまで意見を言って面白いものにしたいと思っています。

高木 今回で不満なことといえば、加藤の母親という役柄です。ドリフでは、長さんがおふくろ役、おさげのみよちゃんで子どもの役は多かったけれど、男が女をどう演じるのか。老人ホームに通っておばあさんの研究してこようと思います。順番が3番目になってので、少しは私の意見を言わせてもらおうと思っています。

仲本 「意見を言いたい」と言っていますが、「言わせません!」(笑い)。このところ、バラバラで仕事をしてきたので、3人でまた一緒に仕事ができるのが楽しみです。今までやられたことを勉強し、今のお客さんのニーズに合うよう、笑って、笑って最後は必ずホロリと情の部分がある、人情世話芝居の良さが出ればいいなと思っています。

加藤 僕と夫婦役になる浅茅陽子さんは以前「全員集合」で出演、今度は内助の功でお手伝いをしたいと言ってくださっているし、遊女役の麻丘めぐみさんは16歳でデビューしたころに出演してもらいました。彼女は、長さんがずっと怒っているのでリハーサルは怖くて、笑いをとるのは大変だという実感を持ったみたい。また、みんなと一緒に仕事をするのは、緊張するみたいです。

高木 僕が残念なのは、舞台がシーズン中ではないこと。杉下さんがいたころから中日ファンで、落合監督が現役のころ何度か話したことがあり、いつも優勝すると信じていました。立浪くんの友人で、「がんばれよ!」と励ました。東京ドームも中日ファンが増えてきてうれしい。

加藤 今まで長さんがドリフの財産として残したものもあり、やっているうち長さんの影がふっと見えるかもしれないけれど、3人のオリジナルの笑いを作ろうと思っています。明るく楽しい舞台にしたいので期待していてください。

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