>>No.160

映画「海猿」で潜水士を目指す若き
海上保安官を主演
  伊藤 英明さん

 人命救助のエキスパート、潜水士を目指す若き海上保安官14人の“海猿”が50日間におよぶ過酷な訓練のなかで培っていく友情と愛を描いた海洋ヒューマンエンターテインメント。主人公の仙崎大輔を演じるのは、サーフィンやダイビングの趣味を持ち、マスターダイバーのライセンスを持つ伊藤英明。同じ資格を持つ藤竜也も危険な水中撮影にスタントなしで挑むなどリアリティさあふれる青春映画に仕上がっています。伊藤さんに伺いました。

プロフィール

1975年生まれ。岐阜県出身。映画「Blister」(00年)「LOVE SONG」(01)「陰陽師」(01)「修羅雪姫」(01)「陰陽師U」(03)ほか。ドラマでは「愛をください」「女子アナ。」「救命病棟24時」(CX)「恋を何年休んでいますか」(TBS)「利家とまつ〜加賀百万石物語」(NHK)「白い巨塔」(CX)ほか。



  羽住英一郎監督がこの映画を撮るきっかけとなったのは、9・11事件、NYの消防士たちが一生懸命になって救助する姿に感動を覚えたことからだとか。原作は命をテーマにし、監督の表現したいエッセンスがあり、「今を生きる、熱くなるというのは、こういうことだ」と感じてもらう映画を撮りたいという思いから制作されました。脚本作りとキャスティングが同時に進められ、僕はダイブマスターの資格を持つ仙崎大輔役、エリートの三島優二役は海東健さん、僕のバディ、工藤始役は伊藤淳史さん。監督は僕が4年前、本当にハワイでダイブマスターの資格を取得していることや伊藤さんがカナヅチだということを後から知ったんです。撮影前、過酷な訓練があることを知っていましたし、プレッシャーもあって、1カ月間、ウエイトトレーニングに励みました。映画は実際に映っているものだけではない空気感が伝わるということで、撮影開始前潜水研修は2カ月に及び、合宿中はお互いに役柄で呼び合い、バディ同士何をしているかを把握、海東さんが冷静なリーダー役でスケジュールを伝え、整列して点呼をし、酸素ボンベやフィンを用意し、チェックをし、後片付けをしたり、訓練シーンはすべて体験。実際に片手に2`ずつのおもりを持ってたち泳ぎするなど、あの映画そのままの雰囲気でした。
 僕はやんちゃな部分はあるけれど、やるときにはやるという性格。一番大変だったのは、いけすの中に入り、水槽に顔を付け、どちらが長く水の中に留まれるかを競うシーンでした。入り口は小さく、大人2人が入るのはやっと。衣装合わせのとき、トランクスが大きすぎるといったら、「エビが入らない」と言われてわけがわからなかったけれど、エイは近づいてくるし、実際にエビがトランクスのなかに入ってくる。塩水で目が開けていられず、水温13度ではさすがに長く息が続かない。撮影は朝から翌朝までで、久しぶりに唇が紫色になったほど。2度と同じ経験はしたくないですね(笑い)。
 水深20bの撮影は、25b四方のプールで5bくらいのところにセットを組んで行われました。5bといっても耳抜きが必要です。潜水シーンは全編吹き替えなしですから、海上保安庁の方たちから危険なときは注意を受けたんですよ。海上保安官の仕事のほとんどは、水中での事故の引き上げです。いつ死ぬかわからないから、何事も一生懸命。この映画は、胸がきゅんとなる青春そのもの。いい話やエピソードが詰まっていて、世界観もある。自分の望んだ役でこんな作品に出会えることはめったにありませんし、いくら自分がやりたくてもタイミングが合わなければできない。僕の人生観が変わるような映画に出演できてよかった、そんな作品でした。
 この映画は昨年12月に完成、公開まで半年間全国を回っていろんな方に見てもらい、伝えていく新しい試みをしました。「海猿」ならではのゼロからのチャレンジです。映画の最後に、仙崎が潜水士になってこれからという期待の映像が出てきます。楽しみにしてくださいね。


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