|
6月に中日劇場「西太后」で主役を熱演 藤間 紫さん 6月の中日劇場は、中国4千年最後の王朝、清朝に君臨した「西太后」(孫徳民作、石川耕士脚本、市川猿之助演出)を藤間紫が主演、彼女を支える恭親王を市川右近が務め、熱演ぶりが話題となっています。悪女のイメージをくつがえし、女として母として悩みながら生き抜いた女帝の半生を紫が見事に演じ、笑也、猿弥、笑三郎、春猿、段治郎の若手も一致団結し、芝居を大いに盛り上げています。歌舞伎様式の演出による異色の舞台で、女優は藤間さん一人。藤間さんに伺いました。 |
|||||||||
|
1993年に読売演劇大賞女優賞をいただいたとき、西太后が作品の研究候補にあがったんですよ。外国勢力が押し寄せ、清国の存亡の危機が迫る中、西太后は幼い帝を守り、陰謀と策略が渦巻く宮廷内の争いに巻き込まれていきます。彼女は悪女で残忍なイメージだけれど、男尊女卑の時代に世の風潮に流されず、自分自身を切り開いて清朝を守ったキャリアレディの先駆けになるのではないかと。脚本は、子どもにそむかれても、母の気持ちは変わらず、国を背負って立ちながら、深い恋をし、不屈の闘志を持って生き抜く女性に描かれていました。
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||