>>No.157

   Masako さん

 サーカスの叶正子さんが、このほどアルバム「Inside Journey」(ムージャック)をリリースし、“Masako”として待望のソロデビューを果たしました。サーカスとして歌い続けて30年。心地よいメロディーラインとハートフルボイスにのせて、自分の心のなかに旅するように思える曲が好評です。気取らず、自然体でのMasakoさんに伺いました。



プロフィール

1952年熊本市生まれ。母は合唱が好きで2人の弟とともに4人で混声合唱をすることも多く、この家庭環境がMasakoのハーモニー観の基礎になりました。1972年ヤマハのオーディションに合格。1978年2人の弟、従姉との編成ヴォーカル「サーカス」でデビュー。「ミスター・サマータイム」「アメリカンフィーリング」が立て続けにヒット。昨年25周年を迎えた。



 わが家では物心ついたころから歌声が絶えることはありませんでした。母は掃除や洗濯など家事をするときに歌い、私は母の歌うシャンソン、カンツォーネ、ジャズを聴きながら宿題をしていました。父がオルガンを弾き、母と歌い、弟たちとハモり、中学生になってからは合唱団の一員として歌い、高校生のときにPPMスタイルのバンドを作り、体育祭で歌ったりしました。女の子3人グループでデビュー、サーカスのメンバーとして再デビューし、30年余り歌ってきました。

 サーカスでは、7年前からみんなで身も心もリフレッシュしようと春に2、3カ月のオフを取るようにしました。私は、必ずニューヨークに出かけ、英会話を勉強したり、ボイストレーニングを受けたり、夜はライブを見たり、ヤンキースタジアムに出かけたりね。あきることなく一人でいて、いい充電になっていました。ソロでCDを出したらどうですか、と言われ、ぼちぼちやってもいいかなと。それで、オフをCD作りに充てたんです。

 1人でやるにあたって、自らアーティストとして活動しながらロックからアイドルまで、矢沢永吉やTHE ALFEEなどさまざまなジャンルのアーティストのプロデュースや作品を提供し続けている第一人者、高橋研さんなら私の音楽を引き出してもらえるかもしれないと思い、お願いしました。研さんのオフィスは自宅のすぐそばで、自転車で通いながら時間に制限なく、曲づくりから一緒にやっていましたので、最後のレコーディングまで1年以上かかりました。


 タイトルは「Inside Journey」。今まで生きてあちこち音楽で旅をしてきました。あの頃歌っていた歌、夢中になった出会い、輝いていたあの日の私、素敵に歳を重ねられたらと駆け抜けてきた歳月。私を探す旅は、きっとまだ途上ですが、ある程度子育てを終わり、自分の生活にフィットする音楽を探している方たちには、きっと感じていただけるのではないでしょうか。

 レコーディングしたのは7曲。ラブソングの詩のなかに入り込んで歌うのは照れますね。これは一人でやったことがないという弊害かもしれません。グループでずっと歌っていたので、「ひとり」になるのが本当は少し怖いのです。でも私ひとりの声でも誰かをやさしい気持ちにできるかもしれない。勇気を少しあげられるかもしれない。そんな気持ちでレコーディングに臨みました。気負わず、きどらず、飾らず…。

 サーカスのCDは出来上がってから1年間くらい聴かないんです。スタジオでさんざん聴いていますから。今回はさすがに聴きました。自分でもなかなかいいじゃない。がんばっているじゃないと思えてね(笑い)。
 5月25日(火)19時から名古屋TOKUZOで初ソロライブをします。ぜひ、来てくださいね。


 

 

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